アイリスオーヤマの炊飯器「米屋の旨み 銘柄炊き」は、炊飯時に米の銘柄を選べるという機能付きでお薦め炊飯器の1つ。

銘柄を試してみるのが楽しくなるばかりでなく、製品化完了時に意図された炊き上がりを意識した炊飯は、お米の美味しさを左右するとても大切な要素でもある。

こちらはそのアイリスオーヤマの炊飯器の、最近の型番の特徴を簡単にまとめた≪雑メモ≫。

「銘柄炊き」とは?

「銘柄炊き」とは炊飯時にお米の銘柄を指定することができる、アイリスオーヤマの炊飯器の機能。

「31銘柄」「40銘柄」「50銘柄」などと製品によって違いがあるが、基本となる指定銘柄は通常6種類で、付属の炊き分け表に従って、その基本銘柄を指定することになる。

この炊き分け表自体も非常に興味深く、面白く見ている。そしてこの炊き分け表は、製品によって違うから、必ず自分が購入した型番製品の炊き分け表をチェックしよう。

ただ早炊きや省エネメニューを指定した場合には銘柄指定はできないので、この2つの機能の使用がメインの人や、ブレンド米好きの人にはあまり意味のないものになる。

また炊きあがりの合図は音楽ではなく「普通の音」なので気づきにくく、象印などを使っていた人はちょっと戸惑うかも。


アイリスオーヤマの最近の炊飯器の型番と特徴

型番の基本ルール

アイリスオーヤマの炊飯器の型番の基本ルールは、「基本の型番炊飯容量-色」。

容量│3合:30 / 5.5合:50 / 10合:10
お色│ B:ブラック / W:ホワイト / R:レッド / T:ブラウン

例:RC-IE30-W → RC-IE型、3合炊飯器、ホワイト

最近の型番と特徴のまとめ

4種の炊飯器別にまとめ。

・マイコンジャー
・IHジャー
・圧力IHジャー
・釜に熱伝導技術「ヒートパイプ」を採用した業界初の最新製品

マイコンジャー


RC-ME

・マイコンジャー
・40銘柄炊き分け
・極厚火釜(3層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:112.0Wh (3合製品の場合)

RC-MC

・マイコンジャー
・31銘柄炊き分け
・極厚火釜(3.1mm)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:95.5Wh (3合製品の場合)

IHジャー


RC-IL

・IHジャー
・50銘柄炊き分け
・極厚火釜(?)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:123.1Wh (3合製品の場合)
・パンやケーキもつくれる

RC-IK

・IHジャー
・40銘柄炊き分け
・極厚火釜(3層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:127.2Wh (3合製品の場合)

RC-IE ※3合タイプには注意

・IHジャー
・31銘柄炊き分け ※3合炊きは別
・極厚火釜(3.1mm)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:※3合炊きは2種

※WLERC-IE30
・銘柄炊き機能なし
・極厚火釜(2層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:115.3Wh

※BLRC-IE30
・31銘柄炊き分け
・極厚火釜(3.1mm)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:156.2Wh

RC-IH

・IHジャー
・50銘柄炊き分け
・極厚火釜(2層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:122.8Wh (3合製品の場合)

圧力IHジャー


RC-PD

・圧力IHジャー
・40銘柄炊き分け
・極厚火釜(3層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:138.5Wh (3合製品の場合)

RC-PH

・圧力IHジャー
・50銘柄炊き分け
・極厚火釜(2層)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:125.7Wh (3合製品の場合)

RC-PA

・圧力IHジャー
・31銘柄炊き分け
・極厚火釜(3.1mm)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:135.9Wh (3合製品の場合)

業界初の釜使用の新製品


業界で初めて炊飯釜に熱伝導技術「ヒートパイプ」を採用することで、かまど炊きのような炊き上がりを実現したという「瞬熱真空釜」を使用した製品。
熱伝導速度は約100倍で釜全体が均一に加熱されることから踊り炊きの必要がなく、米が美しく炊きあがる。
つまりは「脱!おどり炊き!仕様」の釜ということ。


ただし現在は5.5合炊飯器のみ。

・IHジャー
・50銘柄炊き分け
・瞬熱真空釜(業界初、熱伝導技術「ヒートパイプ」を採用)
・1回あたりの炊飯時消費電力量:184.1Wh (5.5合製品の場合)

最後に;My米屋の旨味 炊飯器

私が使っているのはマイコン。消費電力が低いマイコンのファンで、マイコンでも十分美味しく炊ける。
個人的には今まで使った中で一番のお気に入り。
以上